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『月1会』5月度テーマ優勝者決定2012-07-12(Thu)

Tag : 
CONTAX G2 Planar45mm FUJIFILMPRO400 





5月度のテーマは「ふたつ」でした。
これまた簡単そうで難しいお題でした。
優勝されたのはymtrx79gさん、準優勝はkazu900wさんでした。
おめでとうございます。

私はetiopixさんとNobu35さんに投票しました。

etiopixさんの写真はとても面白いです。第一印象は「大迫力」でした。
生々しさとともに、モノクロによる物質感(こんな言葉があるのか分かりませんが)があり、生物というよりも彫像のような印象も受けます。並び立つ仁王像というか、もっと迫力あるかな。アブシンベル神殿の彫像ぐらい。生物でありながら無生物であるといった二つの感覚が面白かったです。

Nobu35さんの作品は、最近私が好きだなと思う写真の傾向にピッタリと合っていました。

私自身は欠落した部分が多い人間なのかなと思ったりします。その欠落を埋めてくれる何かを求めているようです。物質的には十分に満たされていたとしても、常にどこか欠落しているといった感覚があり、それを常に埋めようとしています。欠落をぴったりと埋められるものもあるのかもしれません。それはピースとし て完全であると思われます。その一方でピース自体にも欠落した部分を持っているものもあります。

写真についても見ている自分の欠落を埋めてくれるもの(写真の内容自体は十分に充足されているもの)と、写真の内容に欠落を感じるものの二つがあります。欠落を埋めようとする心の動きは自分自身の欠落だけでなく、目にしたものが内包している欠落にも発動され、見えているもの以外のものを想像させ、それによ り充足させようとするのではないかと思います。もしかしたらもともと完全なピースのものより、想像により欠落を埋めたものの方が自分の欠落部分をピッタリと埋めてくれるのかもしれません。

ご本人のコメント返信に書かれていましたが、「なぜここに椅子が?」という問いはまさに欠落が存在し、それを埋めようとする心の動きだと思います。そしてその問いはそのまま見る側に提示され、見る側も欠落を埋めるように心が動きだします。この写真においては椅子があるということはそれを使用する人がいるは ずです。しかしそれは欠落しています。それを想像で埋めていく訳です。椅子があり、それに腰掛ける人、そこから立ち上がり歩き出す人が見えてきます。歩き出す人があれば、その周りにも歩いている人がおり、画面の中にいないはずの人々が現れます。あるいは二つの椅子であれば、そこには二人の人がいて、その二 人の関係が思いやられたりもします。椅子があるということは、そこに置いた人があり、そこには何かしら理由があると思います。想像の方向は人それぞれかもしれませんが、欠落があり、それを埋めようとする心の動きがあるからこそ、こういったことを考えるのではないでしょうか。想像であっても欠落が埋められた と感じた時、カタルシスが訪れるのではないかと。

そういうことでこの2作品に投票をしました。


Fc2blog - ジャンル:写真 » テーマ:銀塩写真




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