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Crying2007-06-19(Tue)

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携帯カメラ 
crying今日は学校が2限目からだった。早めに学校に着いた私は梅雨の晴れ間 の澄んだ空を見上げた。ベンチに腰かけ、ぼんやりとしていた。このベンチは左手に緑の丘があり、風が通り抜けほどよく日陰もできる、私のお気に入りだっ た。

向かいのテーブル席に女の子が二人ならんで座っていた。いつからそこにいたのか気がつかなかったが、チラリと目を向け、すぐにまた空に視線を戻した。知ら ない女の子たちだった。

このベンチは喫煙所でもあり、私はポケットから少し曲がったタバコを取り出し、火をつけた。煙を吐きながら、この後の授業のことを考えた。そういえば今受 けてる授業の中でもっともつまらなく、嫌いな授業だった。晴れた空がいっそう憂鬱にさせた。

しばらくすると、耳に奇妙な音が聞こえてきた。気になって周りを見まわすと向かいの女の子の一人が泣き出していた。その声が聞こえてきていたのだ。

「こんな天気のいい日に朝から泣くことないのに・・・」

と、泣くことと天気は関係ないのに間の抜けた言葉が浮かんだ。
ふわふわした髪のチェックのシャツを着た女の子が泣いている。ショートヘアの子が背中をさすりながらしきりに話しかけ慰めているようだった。2、3年生だ ろうか。1年生には見えなかった。内容までは聞こえてこなかったが、私の興味もこれ以上なかった。泣いている理由などなんでもよかった。授業開始まで時間 があったので持ってきた本を開き、読み始めた。

読むことに集中していたらいつの間にか泣き声はやみ、私は本から目を離さずに「きっとどこかに移動したんだろう」と思っていた。朝のこの場所は人通りは多 くはないが決して誰も来ないというようなところではないし、なにより目の前に私がいたのだ。そんなにいつまでも泣いていられないだろう。
きりのいいところまで読んでもう一本タバコを吸おうと取り出し、火をつけた。何気なく向かいに目をやると、女の子たちはまだそこにいた。その時の二人の行 動が私を驚かせた。二人でアイスを食べていたのだ。もう涙を拭う仕草も、すすり上げる声もなかった。

「女の子はわからない」

と思っていた。ついさっきまで周りの人間が気づくほど泣いていたのに、今はのんびりアイスを食べている。不可思議な光景だった。が、アイスを食べ終わった 彼女たちにまた驚かされた。ふわふわ髪の女の子がまた泣き出し、ショートの子がさっきのがそのまま続いていたかのように慰めていた。


Fc2blog - ジャンル:写真 » テーマ:お散歩写真




Comments(2) | Trackback(0) |  携帯カメラ

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Comment

Re:Crying

お久しぶりですー。
こんなサイト作っていたんですね。
一通りみたけど写真ホンマにきれい。
またどんどんupしてください。
楽しみにしていますね。

2007-06-22 02:25 | URL | あここりん [ 編集]

Re:Crying

おおっ! こんにちは。元気にしてる?
せっかく写真部に入ったので、それをメインにしたブログを作ろうと思って。
ぼちぼちですがアップしてきますねw

2007-06-22 19:25 | URL | スライ [ 編集]

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